梶が森に行ってきました。
前回引き返したところから歩き始めて片道約7キロ。
舗装された道路ばかりですが、往復14キロの長距離です。
9時15分に車を降りて、リュックを背負い歩きはじめました。
道路はずっと緩い坂道です。
これは頂上まで続きました。
しかし、疲れる前に景色が素晴らしく、林の木々の豊かさと美しさ、遠くの山並みの広大さが道中楽しめます。
それにも増して、今回来てよかったのが、ナガバモミジイチゴが食べ放題だったことです。
通称キイチゴですが、道路わきに「まあ、食べて行かんかえ」ってな具合に垂れ下がっています。
しかも大粒の食べごろ。
まるで宝石のように輝いています。
1枚目の写真のように、掌にのせパクっと口の中に放り込みます。
ジューシー、まさしくジューシーであります。
上品な甘さが堪能できます。
しかも、道の両脇にどっさり生えているものですから、これ以上の贅沢はありません。
あっちに目移り、こっちに目移りと、まるで熊のようであったことでしょう。
キイチゴに喉を潤しながら登っていくと、頂上直下に天文台のある山荘がありますが、今はまだ休館中でした。
その上が、キャンプ場。
標高1300メートルでキャンプが出来ます。
水場もトイレも完備されています。
むかし、家族でキャンプをしたことがありますが、夜には蛍が飛び交い、早朝には霧の中にブロッケン現象がはっきりと映りました。
一人では無理なので、だれか一緒にやりませんか。
さて、キャンプ場からは一息で頂上です。
大きなアンテナが3,4本建っています。
標高1339,6メートル。
ジャンプすれば1400メートルです。
360度の眺望は素晴らしく、歩いてきても車で来ても十分楽しめます。
登頂時間は11時45分。
12時過ぎに下山を始めました。
下山途中に、キバナツクバネウツギが満開の花を咲かせていました。
ほかにもウツギの仲間がたくさん咲いていました。
もちろん、下山途中もキイチゴを摘まみながら帰ってまいりました。
6月16日はキイチゴ記念日。
来年も、キイチゴを食べにハイキングするぞー。