何処からか芳しい香りがすると思ったらアケビの花でした。
初夏になると甘いイチゴになります。
芽吹き始めたクヌギの木。
真紅の花弁が照り映える葉の中で冴えてます。
まさに満開のスミレ。
桜の花が散り始めたと思ったら、次々に野山の花が咲き始めました。
今一番のお気に入りがアケビの花です。
花は小さくて奥ゆかしい色使いですが、そばに寄ると芳香を放っています。
秋には小鳥や山遊びの人々に、ほのかに甘い果実をもたらしてくれることでしょう。
陽だまりにクサイチゴが白い花を広げています。
アリが忙しそうに花のあいだを行き来しています。
もう少しすれば真っ赤な甘い実をつけて、小生の喉を潤してくれることでしょう。
初夏が待ち遠しくなります。
クヌギが大きく伸びようとしています。
大地と大気から養分をとり、毎年大量の葉っぱを作り、大きなどんぐりをつけます。
どんぐりは2年かけて成熟することを知っていますか。
今年はなぜか、ツバキの木が目立ちます。
クチクラ層が発達して照り光る緑の葉っぱに、赤い花がよく似合います。
メジロが蜜を吸いに集まっているのをよく見かけます。
今がスミレの真っ盛り。
野生の花特有の可憐さ、可愛さが感じられますね。
花の香り、鳥の囀り、獣の足跡、ミツバチの羽音、風のそよぎ、川面の光など。
今、小生は五感を全部働かせて散歩をしています。