どんぐりぐりぐり

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初雪

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お山は初冠雪。













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国見おろしが吹き降ろしてくるのでございます。











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四国山地も北風ピューピュー。












昨夜遅くに半覚醒した私は、霰が屋根を幽かに打つ音が聞こえたような気がしたまま、また深い眠りに落ちてしまったのでございます。

そしていつものように起き、散歩に出かけたのでございますが、生憎の小雨。そう、里は冷たいミストサウナのような霧雨が降っていたのでございます。
満月が近いというのに厚い雨雲にさえぎられて月の光も無く、ましてや、まだ「かはたれ」の時刻。夜明けと呼ぶにはいささか早すぎるのでございました。
そのような中、いつもは興ざめな街燈ではありますが、今朝はその街燈めがたっぷりの湿気を集めて、その周りだけまあるい雪洞のような、まるで夢の虹にも似た灯りを創り出しておりました。それはそれは幻想的な風景でございました。


さて、今日の天気予報は山沿いは雨か雪とのこと。
昼近くになって山を見ると今年初めての冠雪。底冷えする筈です。
小学校校歌に「♪国見おろしの朝風に・・・・」と詠われた国見山(1409m)も中腹から雪化粧です。お山の熊やヤマネももうすっかり冬眠しているのかなあ。

子どものころ雪が降ると、よく何人かで連れ立って山へ遊びに行きました。
大きな木に虚(ウロ)があり、棒切れでドンドンと叩いていると、ムササビがその穴から飛び出してきて、ビックリしたのなんの、われ先に逃げ出したことなど、冬山には楽しい想い出がいっぱい詰まっています。

冬の里山には、サルトリイバラ、ガマズミ、ソヨゴ、ナンテンなどの紅い実や、紫のムラサキシキブ、ヒサカキの黒い実など宝物がいっぱいあります。
それらを食べた赤い小鳥、黄色い小鳥、茶色の小鳥も、木々の間を飛び回ってにぎやかに囀っています。

山が白くなると、冬がやってきたんだなあ、寒くなったんだと実感する私であり、山へ出かけたくなる私であります。
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# by noborin28 | 2011-12-09 21:52 | Comments(0)

すってんころりん。

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森のルビー発見。












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こんな林の中をガサガサ音をたてて歩き回るのさ。










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見上げれば時雨模様の中に木の葉舞う。












時雨るなか、酔狂にも山を歩いてみました。
落ち葉が張り付いた山道は、午後の弱い灰色の光を反射して銀色に輝やいています。
吐く息は白く、頬に当たる風はもう冬の気配です。
ジャンバーが微かに濡れますが、それがまた心地よいのです。

叢の中に冬イチゴを見つけました。
瑞々しく真っ赤に染まった一粒を口に含んでみたら思いのほか酸っぱく、すぐさま「マイリマシタ」の言葉が出てしまいました。

初冬の林は意外と明るく、冬支度を始めた木々が残った葉っぱでそれぞれの存在感を見せつけてくれます。
林の中を歩くとカサコソカサコソと心地よい音がします。
特にクヌギの葉は少し捩れて乾燥しその量が膨大なため、まるで落ち葉をラッセルするような気分にさせてくれます。
落ち着いた色合いの林の中に身を置くと、わが身と木々が一体化するかのようです。

突然の木枯らしに誘われて空を見上げてみました。
山を駆け上る突風に巻き上げられる木の葉が、まるで空から降ってくるフリカケのように舞い降りてきました。そのまま立ち尽くしていると埋もれるような勢いです。
初冬の林は私のワンダーランドでもあります。


さて、その日の夕刻のこと。
愛犬ハルの散歩に付き合ってちょっと駆け足になったとき、彼の勢いが強かったのか引っ張られて小生不本意にもスライディングをしてしまいました。
ホームベースが目の前にあるわけでもないのに・・・。
倒れる瞬間って分かるんですよね。足がもつれて「ああ、アカン」と思っても、もうどうにもならない。頭の中で自分が倒れる様子が客観的に分かりシュミレーションもしっかり出来ているのですが、如何ともしがたいのであります。
あいにくギャラリーが3人もいました。60近いオッサンが小走りに走ってきたと思ったら無様に「ズッテーン」と前のめりに倒れこんだのを見て、ご近所の皆さんでしたが「大丈夫?」の一言も無く、ただ唖然としていました。
誰も見ていなかったら、倒れたまま「バタバタ」でもしたかったのに。

タイトルは「すってんころりん」としましたが、実際は「ばったり」でした。
嘘ついてごめんなさい。
でも、両手の平とひざはバンドエイドのお世話になっていますが、顔だけは擦り傷をせずセーフでした。
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# by noborin28 | 2011-12-05 11:00 | Comments(1)

カヤ刈り

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カヤ刈り名人戦。












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10時のお茶の有難いこと。












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祖谷にゴリラ現る?
(山のリンゴは渋味、酸味、甘味の三拍子揃った大人の味)








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俺の刈ったカヤはこんなところに使われるんやで。
(落合重要伝統的建造物群保存地区で再生された長岡家住宅)





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来年の春まで畑で乾燥(ワラグロ)。











ああ、行ってよかった。

このところ毎年1日だけ三好市東祖谷の落合地区のカヤ刈りに参加しています。
身体ひとつで、後は作業着と軍手があればOK。鎌も地元の人が砥いでくれた、切れ味抜群の1本を貸してくれます。差し詰め日本刀なら「村雨」というところかな。

参加者は、地元のカヤ刈り60年といった超ベテラン6人とボランティア3名。
力の差は歴然として、体力、持続力、そして仕事の出来上がりの見事さ、どれをとっても完敗です。若い衆はやれる事を一生懸命することに意義があるのです、と「意義」まで持ち出して自己弁護してしまいましたが、一緒に作業する楽しさ、雰囲気のよさは心底心地よいです。ハイ。

また、昼ごはんの美味いこと。今回の昼食はカレーライスとおでん。カレーライスなどはオバちゃんから「こっちの兄ちゃん、遠慮せんと食べてえな」の「兄ちゃん」にヒットして、2杯平らげてしまいました。でも実際、美味いんですよお。これもベテランの味。

作業はカヤを刈って、束ねての繰り返し。カヤに鎌が当たって「ザクッ」と切れるのが一種のリズムになってくれば仕事が捗っている証拠。しめたものです。
そうこうしているうちに、1日はあっという間に過ぎてしまいます。
カヤを掴む握力と、鎌を引く力が弱ってきた頃、それに合わせて山あいの空気がひんやりし始めた時刻になって、作業を終えました。
筋肉の疲れはありましたが、秋の澄み切った日差しを浴びて、身体を動かすことの大切さを噛み締めた一日でもありました。

山の端がわずかに残照を見せているなか、祖谷名物の岩より硬いと云われる「祖谷豆腐」をお土産に、家路を急ぎました。
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# by noborin28 | 2011-11-28 15:40 | Comments(1)

河原逍遥

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むかしは賃取橋でありやした。











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シルエットロマンス?












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石の数は数えるな。












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これは長江・・・?













河原歩きは健康にいい。
アップダウンがあり、石から石へと飛び移ったり、砂場もあるし。
また敷き詰められたように広がる石ころは、どれも清潔で美しい。
気に入ったのが見つかれば持ち帰るため、自然のウエイトトレーニングになったりもする。
河原で誰はばかることなく、大声で歌うのもいい。


今の季節はすぐ陽が翳ってしまう。
東を見て未だ明るいと思っても、振り返って西を見るとすっかり夕暮れの気配が忍び寄っていることがあるよ。
暮れかかった河原は、早く家に帰らなくっちゃと思う気持ちと、もう少し留まっていたいという気持ちが決闘するところでもあり、どうも油断のならないミステリーゾーンでもあります。
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# by noborin28 | 2011-11-17 22:39 | Comments(1)

秋の気配

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ナンキンハゼが青空に笑っているよ。











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新天地を目指せ、風に乗って。













外はいい天気なのに、家の中は深い秋の気配。どこからか吹き込むすきま風にガラス戸がカタッと音を立てました。幼いとき一人で留守番をしていたときの心細さを思い出しました。

このところ、朝6時前にハルと一緒に散歩をしています。西の空に次第に欠けていく月が冴え冴えと輝いています。夜が明けるころになると、冬布団のような質感を持った朝霧が山を乗り越えてきます。殆ど毎日のことなのに、微妙に変化して、いつも間にか今まで見たことの無いようなまったく別のものになってしまいます。
いつまでも、同じものなんてこの世にはありえ無いって事ですよね。

それにしても訪れる人もいないのに無駄に吠え続ける番犬ハル。
何を怒っているのやら。
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# by noborin28 | 2011-11-16 11:04 | Comments(0)

三渡地川

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遥か彼方は    チョモランマ?













住めば都とはこのことなり。

ご近所の皆さんは穏やかで善男善女。
春はワラビやタラノメなどの山菜摘み。
夏は鮎漁と清流での川遊び。
秋はさつま芋や柿栗の収穫。
冬は時折積もる雪と煌く星空。

ところで「三渡地川」って?
吉野川とその支流が合流して三つの地域に分かれているからさ。
昔は、この地方にもいくつかの渡舟場があり、まちと祖谷地方を結ぶ要衝地でもありましたとさ。
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# by noborin28 | 2011-11-01 14:24 | Comments(0)

小春日和

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小春日和に踊る
ヘブンリーブルー










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頭はどちら?













今日から小春日和が解禁となりました。

澄み渡った青空。道端には秋の千草が満開です。
昨日収穫したさつま芋を蒸かして食べました。
ほのかに甘くねっとりした食感は懐かしく、心豊かになりました。

布団は干してあり、普段の夕食と一杯の酒があれば言うことなし。

妻は美人でやさしいしなあ・・・・・・。
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# by noborin28 | 2011-10-27 13:38 | Comments(1)

秋日和

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戴いちゃいました。












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鳥?
飛行機?
いいや、
あれはスーパーマン。










今年2回目の戴いちゃいましたでした。
なんでも今年は豊作とのこと。
こんなことなら、毎年豊作だったらいいのに・・・・。

今日は全くの秋日和。
コスモスが爽やかな風に揺れ、幸せを振りまいています。

真っ青な空を一条の飛行機雲が西から東へと進んでいきました。
子どもの頃、畑で母の手伝いをしながら対岸を走る汽車や観光バスに乗ることに憧れていました。
成長するにつれ交通手段も汽車通学、マイカー、新幹線、飛行機とスピードが増しましたが生活時間も忙しくなりました。
あの頃が懐かしくも有り、今更と思ったりもする今日この頃であります。
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# by noborin28 | 2011-10-18 14:40 | Comments(0)

ギックリ腰

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アカマンマも
千日紅も
がんばれがんばれ










2日前からギックリ腰。
これには勝てまへんなあ・・・・。
寝ては呻き、起きては悲鳴を上げ。賑やかなこっちゃあ。

寝てる間に、昔読んだ本を読み直す贅沢が出来た。
森敦の「月山」。
新井満の組曲「月山」のメロディに浸りながら2年前の月山登山を思い出している。

それにしても、小説の中に出てくるあねちゃのイトコ煮が食べたかったなあ・・・。
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# by noborin28 | 2011-10-16 12:49 | Comments(0)

雨中のお見舞い

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ほんのり酔芙蓉













永く入院している叔父を見舞いに行った。

スジになって流れ落ちるガラス窓の水滴を眺めながら、しばらく手を握っている。
そして叔父の顔を覗き込み、聞き取りにくい叔父の話に相槌を打つ。
絶え間なく話し続ける叔父からは、「生キテイルゾ」のメッセージが届いた。
やがて、話を解さない叔父に「また来るからね」のバイバイを言った。

帰りの車に、本降りとなった雨が降りかかる。
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# by noborin28 | 2011-10-14 14:10 | Comments(1)